私の周りには俗に言うキャリアウーマンが非常に多いのですが、日々色々な情報交換をする中でいつも思うことがあります。
日本企業における女性管理職はマイノリティ
日頃からマジョリティを好まない私にとっては、このマイノリティは絶好のチャンス!であると常日頃感じています。
企業において絶対に欠かすことの出来ない三大要素というものをご存知でしょうか。
ヒト・モノ・カネ
この中で最も重要な要素を何にするのかで、企業のカラーと言いますか、方向性が変わります。
私はこの三大要素の中で何にも代え難い要素が
ヒトであると考えています。
そうなって来た時に、【人を育てるスキル】は圧倒的に女性の強みであると私は思います。
いかに売上を上げ利益を生み出すかというカネに重きを置いている男性に対し、女性は人を育てるという育成、すなわちヒトに重きを置いている方が多いのではないでしょうか。
勿論私もヒトが絶対的に重要で、カネやモノは後から付いてくるものと考えています。
女性はカネの為に動くのではなく、ヒトが指す人間性がベースとなり、『その人に恩返しをしたい!』『その人が喜ぶ顔が見たい!』そこからくるマインドが彼女達を奮闘させる事をこの17年間の管理職人生で学んだと感じています。
管理職の中には、会社から与えられた目標を達成する為、どのようなチーム体制で挑むことが先決であるかを重要視する方もいます。
勿論それも大切なことではありますが、目先の目標を達成することだけに集中してしまうと、スポットの当たる部下とスポットの当たらない部下に自ずと区別されてしまいます。
俗にいうスタープレーヤーは生まれますが、一方でフェードアウトしていく部下も生まれるということになります。
ですから管理職は【部下の成長を応援する姿勢】を崩さないで頂きたいと思います。
そうすると一人一人の部下に働きかける体制になりますので、個々の力を最大限に発揮しパフォーマンス力が上がり、結果目標達成に繋がるのです。
目標達成という結果は同じであっても、プロセスは全く異なります。強いチームを創り上げて行く為には時間と労力がかかっても丁寧なマネージメントをする事が先決です。
部下全員の成長を細かく温かく支援出来る女性は現代に必要なマネージメントに限りなくフィットしていると思います。
皆さんもそんな上司について行きたい!と思いませんか?